好きなもんは好き!

時空と姿勢が歪んで治りません。皆さまこんにちは、こえけん!11期の小山と申します。
突然ですが、人間に必要なものはなんでしょうか。答えは衣食住(衣類・食事・住居)です。
ではオタクに必要なものはなんでしょう。それは「好きなものは好き」と言える強さです。
どのような趣味に対しても、「何を言われようと私はこれが好き」と硬い意思をもって生きていくことは、オタクとして、また一人の人間として大切ではないでしょうか。
長ったらしい前置きは以上にして、私が好きなアニメ作品について軽く紹介していきます。アニメ初心者もアニメ玄人も皆楽しめる作品を3つ記していきます。エアプかもしれませんが、前述した通り、私は浅くても作品が好きです。

1.凪のあすから
「アニメ オススメ」【検索】をすれば出てくる王道作品です。内容を簡単に説明すると、地上人と海底人が問題を共に乗り越えて相互理解を深めていく話です。これでは少し言葉が足りないので追加で説明をしていきたいと思います。物語の初めに、海底にある唯一の学校が廃校になってしまったので、海底人の中学生が4人、地上の中学校に通うことになりました。もちろん住む世界、環境が違うので、地上人と海底人は価値観が違います。価値観が違えば衝突が起こります。中学生という多感な時期であるため、対立は表面的なものへと発展していきます。しかし、対立というものは必ずしも惡ではありません。彼らは本音をぶつけ合うことで、互いに成長をしていきます。そんなヒューマンドラマです。これ以上の内容はネタバレになるので控えさせていただきます。
では「凪のあすから」の何が好きなのか、それは「各キャラクターに焦点が当たる」ことです。アニメ界ではハーレム系作品のアニメが毎季のようにありますが、ハーレム系のアニメはどうしてもヒロイン全員にスポットライトを当てることが時間の問題上、難しくなってしまいます。そうなると、どうしてもヒロインや友人を主人公を引き立てる舞台装置として使い捨てることになってしまいます。一方この作品は、主人公だけを引き立てるのではなく、ヒロインや友人、また家族などの周辺人物をピックアップしながら、皆で成長を図るといった形式をとっています。当時の私にとって「凪のあすから」は目新しく、また特別な作品でした。これは絶対に損をしません。全人類、この作品を視聴してほしいぐらいです。
また、この作品の主題歌「ebb and flow」は私を現地校の物理の授業で助けてくれたので、もっと好きになりました。時間があったら聖地巡礼したいと思います。

2.神さまのメモ帳
裏社会の問題・いざこざをニート探偵が自室に引きこもりながら解決する話です。言い換えればいわゆる安楽椅子探偵を当時話題であった「ニート問題」とくっつけた感じです。
この作品は麻薬・暴力団・違法移民など、今でもニュースで見る問題を取り扱っています。それらを主人公たち一派が人脈やひらめき、情報を使って解決していくといった形です。
なぜ人類はこの作品を視聴する必要があるのか。(過激派)「神さまのメモ帳」は社会問題に意識を払いながら人と人との繋がりの大切さを再認識できる特殊な作品であるからです。2019年にこの作品を作ろうとしたら、コンプラと時代の流れに阻まれて無理でしょう。それを念頭に置いてみて頂けると希少性も感じられると思います。
また主題歌はChouchoさんの「カワルミライ」と、名曲です。EDテーマも鈴村健一さん(坂本真綾さんの夫)の「あすなろ」です。名曲なので聴いてください。昔はアニソンメドレーに皆勤賞だったのですが、最近聞かなくて寂しいです。時代の流れを感じます。
原作は古すぎて本屋さんにない可能性が高いのでオンラインショップか何かで購入して下さい。
P.S. 作者・杉井先生へ スピンオフを書いてください。 私より

3.バカとテストと召喚獣
はい、また大人気作品です。もういいよ、と思われた方はこのページを閉じず、このまま読んでください。(?)
引き続き読んでくださっている方、本当にありがとうございます。
「バカとテストと召喚獣」は学力が数値化される学校で、その数値に基づいた自身のアバターを駆使して生徒間の問題を解決する「コメディー」作品です。通称「バカテス」です。
アバター、戦力の数値化、戦闘と三拍子そろったら、殺伐とした生存競争が始まりそうですね。ほら、某黒の剣士がプレイヤーの命を助けるために戦う作品みたいに。
「バカテス」は命の取り合いをしません。主人公も強くありません。頭もよくありません。ただ設定がそれっぽいだけです。俺TUEE系が好きな人、無双系に飽きた人、皆楽しめそうですね。
この作品は「学生生活への懐古」そのものです。こんな風に友人とワイワイ騒いだなあ、色々やらかしたし、つらいこともあったけど、楽しかったなあ。とあの頃を眺めるような感覚で楽しめる作品です。これから高校生活を送る方にとっては憧れになるでしょう。ここで断言しておきます。「バカテス」の高校生活は「理想」です。あの高校生活を送ることができたら、あなたは人生を間違いなく謳歌しています。胸を張って生きてください。
またスピード感あふれるギャグは常に視聴者になる皆様を楽しませてくれるでしょう。辛いことがあっても、「バカテス」は軽い落ち組み具合であれば解決してくれます。アバター等が存在するので厨二心をくすぐられる作品でもあります。、視聴してから5年以上は経過していますが、今も昔も大好きな作品です。好きすぎて原作も全巻購入しました。狭い家に本を増やしてごめんなさい。
総括として、バカテスはアニメ・原作共に非常にレベルの高い作品となっています。
作画の安定感はもちろん、話のテンポの良さ、主題歌のクオリティ、原作忠実度、話数など名作アニメになるために必要な要素を全て備えています。この作品はあなたの人生に少しながらの彩を加えてくれることでしょう。

作品紹介は以上になります。前回の斎藤君の投稿から時間が経ったにも関わらず、目新しい内容をご用意できなかったことは申し訳なく思っています。しかし、やはり「凪のあすから」「神さまのメモ帳」「バカとテストと召喚獣」の三作品についての想いは他人になんと言われようが「好き」と明確に言える自信があるため、今回の執筆内容とさせていただきました。
執筆してみて思ったのですが、内容を公開せず、読者の興味を引く文章を書くことはとても難しいのですね。そりゃあ文章の専門家が存在するわけだ。
ネタバレしないように話しても内容が伝わらなさ過ぎて頭を抱えました。特に「凪のあすから」は大変でした。
本文を最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。弊サークルは年に数回、声優さんをお招きしてトークイベントを開催しています。ツイッターアカウントもありますので、そちらをチェックしてください。@keiokoeken
以上です。改めてお時間ありがとうございました。

小山

虹をつかんできました!

どうも皆さん初めまして、最近アニメよりポケモンのゲームにはまっている11期の新入生、澁谷といいます。11期によるブログ更新第二弾ということで今回このような形でブログを書かせていただいています。文章を書くのが苦手などころか日本語が上手ではないので読みぐるしい点も多くあるとは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

さて、人によってはこのブログの題名で察していただけたかと思いますが、今回のブログ記事は僕がつい最近、6月30日に参加してきた、「水瀬いのり Live Tour Catch the Rainbow!」の武道館公演二日目のイベントレポートです。なんで今なのかというと僕がこの記事を書き始めたのが七月の頭だったのに、いろいろ忙しくなって放置していたらこうなってました。本当にすみません。

まずは本題にx入る前に軽く僕の推しの水瀬いのりさんの紹介を。彼女は現在アクセルワン(AXL-ONE)に所属している女性声優タレントで、主な代表作としてはアニメ「ご注文はうさぎですか?」シリーズのチノ、「Re:ゼロから始める異世界生活」のレム、ソーシャルゲーム「ホニャららMAGIC(通称:ららマジ)」の結城菜々美などが挙げられるでしょう。今では演技のお仕事のほかにもアーティストとしても歌を何十曲も出していて、今回のツアーの題名にもなっている「Catch the Rainbow!」も今年の四月に出した新アルバムのタイトルとなっています。

ではここで今回の武道館公演のセットリストを紹介します
~オープニング~
・Step Up!
・ピュアフレーム
・Ready Steady Go!
~MC~
・Kitty Cat Adventure
・Wonder Caravan!
~バンド紹介&衣装着替え~
・コイセヨオトメ
・ココロはMerry-Go-Round
・Future Seeker
~MC~
・君色プロローグ
・水彩メモリー
~映像&衣装替え~
・約束のアステリズム
・brave climber
・Will
~MC~
・今を僕らしく生きてくために
~衣装替え~
・TRUST IN ETERNITY
・Starry Wish
・My Graffiti
~MC~
・harmony ribbon
~アンコール~
・Dreaming Girls
・Million Futures
~MC~
・Catch the Rainbow!
~ダブルアンコール~
~MC~
・夢のつぼみ
以上22曲です。特徴として、今回の新アルバムからの曲が全部入っていることが挙げられます。また今までのすべてのシングル、アルバムから一曲ずつ入っています。

まずは『Step Up!』から『Ready Steady Go!』までの三曲。これらの三曲はいわゆる「盛り上がる曲」です。『Step Up!』は今回のアルバムにおいても一番最初の曲だったように、「始まり」と感じさせてくれる特徴が今回のライブの一曲目としてとても映えていました。また今回の三曲目である『Ready Steady Go!』は水瀬さんのライブの鉄板曲であり、本人も「ライブでみんなと盛り上がりたい」という思いで歌っているそうです。僕はこの曲でタオルを振り回していたら腕が痛くなりました。

『Kitty Cat Adventure』や『コイセヨオトメ』、『ココロはMerry-Go-Round』、『Future Seeker』はダンス曲でした。『コイセヨオトメ』の振り付けは初出しの1stライブから変わってませんでした。自分は1stの抽選に落ちて悔し涙を飲んだので、これが個人的にうれしかったです。あと『Kitty Cat Adventure』のネコダンスしてるいのりさんめっちゃ可愛かったです。

そして『君色プロローグ』と『水彩メモリー』の二曲。この二曲はテンションが上がるようなものではなく、どちらかといえばしんみりするような曲調の楽曲です。ライブのテンションに緩急をつけるという意味で最初の数曲で上がった観客のテンションを一回落ち着けるための曲だったと言えるでしょう。ここで僕は疲れた腕を休めていました。

そしてセトリは少し跳びまして、『TRUST IN ETERNITY』、『Starry Wish』の二曲のタイアップ曲たち。それぞれが、スマホゲーム「ゲシュタルト・オーディン」の主題歌、テレビアニメ「Vivid Strike!」のエンディングテーマと他作品とのタイアップしていました。そのためいのりさんの曲の中でもアニソン色が強く、ライブの中でもかなり盛り上がってました。特に『Starry Wish』の一番のサビ手前ではなかなかの音量で家虎が聞こえました。しかし二番のサビ手前ではほとんど聞こえなくなったので彼らはスタッフに抹殺されたんだと思います。

メイン最後の曲は2ndシングル表題曲の『harmony ribbon』。この曲は僕が初めて買ったCDだったので個人的に思い入れは強いですね。特に最後にみんなでやる「ラララ」の合唱を一回やってみたかったので、ようやくその願いが叶ったのがうれしかったです。そしてこの曲の最中にいのりさんが感極まって泣いてしまいました。その涙から僕たちにも彼女の思いが伝わってきて、思わず合唱に熱がこもってしまいました。これは思い出です。

さて、ライブというものがここで終わるはずもなく、退出したいのりさんが出てきて今度はアンコール。アンコール曲は『Dreaming Girls』、『Million Futures』、そして今回のツアーの題名でもある『Catch the Rainbow!』。特に『Million Futures』はサビ手前に観客全員で「ミーリオンフューチャーズ!」と叫んだのは最高に熱かったですね、めっちゃ楽しかった。そして最後の『Catch the Rainbow!』でも、再びいのりさんが感極まって泣いてしまい、歌えなくなってしまいました。しかしそこで歌えなくなったいのりさんの分をみんながコールをしたのは最高にエモかったです。

そしてこの曲も終わり、いのりさんがステージを降りて、今回のツアーは幕を閉じた……

……わけがなく。

ダブルアンコールを歌うために再びステージに戻ってきました。そして最後にうたった曲は彼女のアーティストデビュー曲である『夢のつぼみ』。この曲こそが彼女の原点でかつ頂点と言えるでしょう。2015年の12月2日、彼女の20歳の誕生日にアーティストデビューと共にリリースした1stシングル。僕たちファンにとって、そしてきっと歌っている本人にとっても最高に思い入れが強い楽曲の一つなのではないでしょうか。当然僕のテンションも絶頂でした。歌詞の「行くよまだまだまだ」のところでペンライトを振りすぎて正直腕が痛かったですが、それさえも忘れさせてくれるくらい会場は盛り上がってました。

人生で初めていのりさんのワンマンライブに行ったのですが、改めて彼女を推す気持ちが強くなりました。今回のチケットも同じサークルメンバーである子が連番で分けてくれたものなので、次回行く時はぜひ自分でチケットを取りたいです。ライブの後は連番者ともども二日間の筋肉痛に悩まされました。

次回のブログ更新は同じく11期の斎藤くんにお願いしてます。お楽しみに!

「響け!ユーフォニアム」について

初めまして、最近阪神タイガースが低迷気味で気分が落ち込んでいる新入生11期のうっしーこと牛島です。11期トップバッターとして今回こうしてブログを書くことになり少々緊張しています。前回の宮川先輩のような文才溢れるブログは書けませんが、最後までお読みいただけると嬉しいです。

さて、本来なら先日開催されたこえけんの外会場でのイベントやランティス祭りのレポートを書くものなのでしょうが、僕は以前からブログの担当が回ってきたらユーフォの話がしたいと思っていたのでタイトルの通りのテーマで書きます。

では、なぜユーフォなのかというと、単純に僕が一番好きなアニメだからです。簡単に説明をしておくと、響け!ユーフォニアムは京都の北宇治高校という学校の吹奏楽部がコンクールの全国大会を目指して奮闘する様子を描いたもので、2015年の4月からTVアニメの第1期が、2017年の10月から第2期が放送され、昨年にスピンオフ映画『リズと青い鳥』を挟んで今年の4月に新作の劇場版『誓いのフィナーレ』が公開されました。先日、続編の制作が発表されるなど今でも根強い人気がある作品です。こえけんの先輩の中にも最近になってアニメを見始めてハマった方が何人かいらっしゃるようで嬉しく思っています。
ユーフォに魅了された当時中3の僕は何度も宇治に足を運んで物語に思いを寄せ、サントラをヘビロテして聴き、そして高2の時に洗足音楽大学ウィンドアンサンブルによる生演奏を初めて聴いて涙を流しました。

ユーフォの魅力は大きく2つあると思います。まずは部活動における人間関係がリアルに描写されている点です。最近ではラノベ原作やなろう系の壮大なストーリーのアニメが多く製作されている印象がありますが、ユーフォは対照的に、高校における部活動の実情や思春期の高校生の心の機微を緻密に、丁寧に描いています。
普通、スポーツなどの部活モノの作品は部員が一致団結して勝利を目指し、アツアツの試合展開で視聴者を楽しませるものですが、ユーフォの場合必ずしもそうではありません。

中学や高校時代にある程度部活に真剣に取り組んだ経験のある方なら共感できると思いますが、まず当初の段階で部員のモチベーションに差があります。全国大会出場を目指して部活に真剣に取り組みたい者もいれば、あくまでエンジョイ程度で部活に参加したい者もいます。また受験勉強が忙しくなって部活に参加できなくなる者、体の都合で楽器を吹けなくなる者もいます。
そして部員たちがコンクールへの練習に取り組むにあたって一つの大きな山場として描かれるのがオーディションです。部員数が多い北宇治の吹奏楽部は、コンクールに出場できる人数の上限の55人を選出するためにオーディションを行います。選考基準は完全実力主義で、先輩よりも上手ければ自分だけがコンクールのメンバーに入ることもあり得ます。こうした状況の中で、自分だけがメンバーに選ばれて部内での人間関係が悪化することを懸念して敢えて下手に演奏する者もいます。実力主義と年功序列のジレンマに悩むわけですね。トランペットのソロを選ぶ時は、実際に1年生が3年生に勝ってしまい、部内に亀裂が入ります。
人間関係に悩んで葛藤しながらも「うまくなりたい」と願い、努力し、挫折し、また努力し前に進もうとするキャラクターの姿に僕は心を打たれるのです。『リズと青い鳥』はTVシリーズとは監督を変えてこの辺りの心理描写によりスポットを当てた作品となっています。

そしてもう一つの魅力が、音楽作品としてのクオリティの高さです。バンドやアイドルをテーマとしたアニメであれば、キャラクターをステージ上で派手に動かすことが可能なのですが、ユーフォの場合は吹奏楽なのでそのような演出が出来ません。さらに55人がコンクールのステージに上がる訳ですから、登場する人数も、楽器もとてつもなく多くなります。これらを細かく描こうとすればするほど製作が大変になるのは目に見えていますが、京アニは一切妥協しませんでした。

主要キャラ以外を「モブ」として扱うことはなく、個性的な見た目やちょっとしたセリフ、小道具などを与えることで彼ら全員がコンクールに向けて努力してきたことをそれとなく感じさせます。楽器の演奏も、実際にその瞬間に鳴っている音とピストンの動きを完璧に合わせて描ききっています。さらにキャラクターの演奏を聞いていると、本番が近づくにつれて上手くなっているのがよく分かるのです。
作中のコンクールの演奏シーンはどれも長尺で、特に『誓いのフィナーレ』では演奏シーンが約10分間ありますが、派手な動きがなくても、劇場の音響とマッチした迫力ある音と細部にこだわって作り込まれた映像、そしてそのステージに至るまでの物語があれば一瞬たりとも飽きることはなく、感動を与えてくれます。あの演奏シーンを見てると不思議と鳥肌が立って涙が出てくるんですよね(伝われ)。

さて、先日製作が発表された続編がTVアニメになるのか、劇場アニメになるのか分かりませんが、1期ではピカピカの1年生だった久美子たちが3年生になってどのように部を引っ張っていくのか、またその先にどんな結末が待っているのか今から楽しみで仕方がありません。またガルパンでお馴染みの立川シネマシティが7月5日から2週間ほど『誓いのフィナーレ』の極上爆音上映を行うということなのでこちらも楽しみにしています。

と、こんな感じでユーフォの話は終わりたいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。作品の魅力と僕のユーフォへの愛が少しでも伝われば幸いです。次のブログ担当は同じく11期の澁谷君にお願いしたいと思います。乞うご期待!

アニクラの告知と2019年上半期オタク楽曲10選

ブログをご覧の皆さま、こんにちは、初めまして。10期の宮川と申します。

 

ブログの主題ですが、読んだ通りのものとなります。皆往々にして、各々の参加したイベントのイベントレポートを寄稿していますが、僕は俗に言う在宅アニメ君であるため、そう月に何度もイベントに足を運ぶこともなく、そういった類の話の種がない。
というわけで開き直って自分の話したいコトについて話そうと思います。イベントレポート目当てでブログを開いた方はすみません!居ないと思うけど。

では話したいこととは何か。大まかに分けて2つあります、1つはアニソンクラブイベントの告知、もう1つは年末になると、こぞってオタクが語り出す、巷で盛んな「○○年オタク楽曲10選」の上半期版です。この場を借りていろいろ書ければな、と思います。興味がない方はブラウザバックしてください。

さて、それでは早速本題に入りたいと思います。

まずアニソンクラブイベントの告知。

アニソンクラブってそもそも何?って方もいらっしゃると思います。Twitterをやっている方ならば、リツイートで”たくさんのオタクがぐるぐる回りながら何か叫んでいる”動画等を目にしたことがあるかもしれません。
全てがああだとは言いませんし、多少語弊はありますが、まぁ大体あんな感じのイベントです。
イベントの趣旨は”爆音で流れてくるアニメソングを聴いて気分を上げよう!”というもので、オタク用語に言う”高まり”であったり”優勝”を、周りのオタクと共有できる場になっております。
街中を歩いている時や暇潰しに入ったカフェ、何気なく見ていたテレビのBGMなどで好きなアニメソングや思い出の曲が流れて”高まった”経験のある方は、かなり適正があると思います。身に覚えのある方は是非1度立ち寄ってみて頂けると嬉しいです。

さて、ここまではアニソンクラブイベント(以下アニクラ)の説明をしてきましたが、実はこういったイベントにもこえけん!は携わっていたりします。
こえけん!には「ダンシンテェイギェアーズ(以下ダンテ)」という内部サークルが存在しており、定期的にアニソンクラブイベントを開催しています。

そんなアニクラなのですが、今回我々ダンテは早稲田の「Waseda Anison Kids!」さんとコラボさせていただき、「アニクラ早慶戦」なるものを開催させていただく運びとなりました。
実はアニクラ早慶戦、過去に開催されたことがあり、今回が2回目になります。前回がかなり盛り上がっていた分、イベント運営チームもより一層気を引き締めて挑んでいる所存ですので、興味がある方はは是非 2019年 7/6 (土)13:00〜秋葉原MOGRAまで足をお運びください!
参加者による投票で勝敗も決める予定なので、あなたの1票が大局を動かします!

twipla ←詳細

以上アニクラの告知でした。お目汚しすみません。

 

それでは次のテーマ「2019年上半期オタク楽曲10選」の方に入りたいと思います。

 

まず何故”楽曲”の話をするのか、と言うところから。アニメを見る際、アニメのOPやEDは飛ばしていらっしゃる方も大勢いると思います。それも一つのアニメの見方だとは思いますが、僕はアニメのOPやEDもアニメを構成する重要な要素の一つだと捉えています。

言ってしまえば、単純にアニソンが大好きなので、今回”楽曲”についての記事を書こうと思ったわけです。

次に、今回「オタク楽曲」と括らせていただきましたが、何故”アニメソング”ではなく”オタクソング”なのか、というところも話しておきましょう。
違いは明白です。アニメのタイアップ曲か、アニメソングを含むオタクカルチャー全般に属する楽曲群か、と言う点にあります。

“二次元のオタク”と言えば当然真っ先に浮かぶのは”アニメオタク”だと思います。
ところが近年、”アニメに縛られないオタクカルチャー”もかなり進出し、一定の地位を築いてきました。
未だ根強い人気を誇るVOCALOIDや、目下その躍進がとどまることを知らないVtuber、キャラクターとそのキャラクターの歌唱をメインコンテンツとした二次元アイドル作品。はたまた美少女ゲームなんてのはかなり長い歴史を持っています。

これらのオタクカルチャーは得てして”楽曲”と深い結びつきを持っており、そういったアンダーグラウンドな”オタクカルチャー全般”を捉えて今回”オタク楽曲”と定義させていただいたわけです。

ここまでなんだか大層な話をしてきた気がしますが、もちろん僕の知らないオタク楽曲なんてこの世にごまんと存在しますし、音楽の嗜好は個人の感性に大きく左右されるものなので、あくまで、「(宮川が選ぶ)2019年上半期(5/28現在の)オタク楽曲10選」であることを念頭においてこの記事をご覧いただければ幸いです。
あと僕は音楽知識等に造詣が深いわけでもないのでこの曲のこんなところが好き!レベルであることはご理解ください…。

前置きが長くなり過ぎてしまいましたね。早速本題の方に入りたいと思います。10選、とさせていただきました通り、ランキング付けを意図したものではないため、掲載していく順番等に楽曲間の優劣が無いことは一つ頭に入れておいてください。

 

(楽曲名)/(アーティスト)/(作曲家) (編曲家) の順で記載していきます。サクッと行きます。

 

 

1.星をつなげて/Gothic×Luck/じん

 

 

超人気アニメ『けものフレンズ』の続編(?)、『けものフレンズ2』のEDです。
アーティストのGothic×Luckは同作でカタカケフウチョウ役を担当する八木ましろと、カンザシフウチョウ役の菅まどかによる声優ユニット。作曲家はボカロ界に名高く、一世を風靡したじん(自然の敵)P。
軽快に跳ねるようなエレキギターとピアノサウンドが特徴的な四つ打ち楽曲で、キャッチーなメロディーラインもじんらしさが見えます。Gothic×Luckの2人の声も透明感があって可愛らしくポップな曲調にマッチしています。
僕はこの曲の、ポップだけどどこかノスタルジーを感じさせる歌詞や雰囲気がとても好きで、一時期めちゃくちゃヘビロテしていました。個人的な聴きどころはBメロとCメロ。

 

 

2.Colorful☆Wing/グリペン(CV.森島優花),イーグル(CV.大和田仁美),ファントム(CV.井澤詩織)/NAMI

 

 

こちらも2019年冬期アニメの「ガーリー・エアフォース」のED。本作のメインヒロイン3人の声優が歌唱を務めるキャラクターソングとなっています。作編曲のNAMIさんはI’ve所属のクリエイターで今後活躍も見込まれます。
I’veを感じさせる豪快なシンセとかなり重いドロップの、トランスちっくなイントロとから打って変わって、ボーカルが入ると裏の音作りは簡素に、しかしキリッとしていてリズミカルかつ軽いタッチのパーカッションというメリハリの良さがクセになります。サビに入った後のシンセの伸びが気持ち良いです!!The 打ち込みといった感じで音の幅が広いのも聴いていて飽きません。BPMも落ち着いていて歌詞も希望を感じさせ背中を押してくれるような気がするので、聴く人をゆったりと元気にしてくれます。

 

 

3.Hello My Stage!/Alt!!/40mP

 

 

Alt!!は現在活躍の幅を広げている新進気鋭の3人組Virtualアイドルユニット。今回40mPとタッグを組んでこの楽曲を発表しました。
40mPと言えば、VOCALOID楽曲でその名を成し、今はイナメトオルとしても活躍している実力派のトラックメイカー。
この曲も40mPらしい爽やかで明るいポップスを基調に、ピアノのメロディやリズミカルなドラムサウンドが心地よく、イントロや間奏部分、Cメロのエレキギターの主張も40mPを感じさせてくれます。落ちサビがマジで良い!!!!!!
あらゆる面で素人と捉えられがちなVtuberですが、しっかり3人の声の特徴がプッシュされていて、伸びも良いです。思わず体を揺すりたくなる一曲。Alt!!は他の曲もめっちゃ良いので今後に期待できる良いユニットだと思います!!!!

 

 

4.O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!/久川凪(CV:立花日菜)、久川颯(CV:長江里加)/烏屋茶房、篠崎あやと

 

 

こちらはアイドルマスターシンデレラガールズから。諸々の事情で新アイドルにいきなりCVが付いていると物議を醸していた時期に登場した2人でしたが、現在では難なく受け入れられたようで良かったです。
実は僕、久川凪さんに一目惚れしてしまいまして、そんな補正もあってこの曲が大好きだったりします。もちろん補正抜きでも大変良い曲なので、ここで紹介しようと思います。

歌唱は双子のキャラを担当する立花日菜さんと長江里加さん。作編曲はこちらもボカロ畑出身の烏屋茶房さんとMassive New CrewのJavelin(寿司)あらため篠崎あやとさん。両名とも音楽クリエイター事務所「TOKYO LOGIC」に所属なさってますね。烏屋茶房さんは他にもシンデレラに楽曲を提供なさっていますが篠崎あやとさんは初提供です。曲は全編を通して澄んだ高音が気持ちよく明るく軽やかな感じです。もうお分かりかもしれませんがぼくはこういう曲が大好きです。
よく音ゲーに楽曲を提供なさっているだけあってゴリゴリの重いキックが篠崎さんの編曲部分に色濃く出てますね(偏見)。音ゲーよくわかんないけど。
歌唱面ではキャラクターの色がかなり出ていてそういう曲を書かせるとシンデレラは上手いなぁって思います。色々聴きどころはあるのですが、なんと曲がラジオの収録シーンから始まります。歌詞に頻出する「オクシモロン」とラジオネーム「オモシロクン」がアナグラムになっていたり色々こだわりが見えてめちゃんこ好きです。
2人の掛け合いやラップパートなんかもあったり、キャラのダンスがとても可愛いのも好印象です。あとキャラがめちゃくちゃ可愛いです。

 

 

5.異世界かるてっと/アインズ(日野聡)、カズマ(福島潤)、スバル(小林祐介)、ターニャ(悠木碧)/大石昌良

iTunes

TVアニメ「異世界かるてっと」のOPです。歌唱はコラボしている4作品の主人公の声優が務めています。
楽曲を提供していらっしゃるおしゃべりクソメガネこと大石昌良さんと言えば、近年のアニソンシーンにおいて切っても切り離せないシンガーソングライターですね。O×Tとしても活躍していらっしゃいます。
ご本人が以前、アニメソングを書く際にはアニメの世界観を大事にしている、とおっしゃっていましたが、この曲もズバリドンピシャで、歌詞に作品の個性が色濃く現れています。曲調も大石昌良らしさ全開で、賑やかなバックサウンドやキャッチーなメロディーが特徴的です。
個人的にコラボ元の4つの作品が大好きで、つまるところ激アツ俺得アニメなんですけど作品人気の割にはあんまり話題にしてる人多くないですよね。EDはヒロイン4人が歌ってます。こっちもめちゃくちゃ好き。

 

 

6.silent days/あま津うに/渡辺拓也

 

 

ロッカンミュージック! アニメ「女子かう生」から。こちらも春アニメのタイアップです。
作編曲の渡辺拓也さんはかなり大御所の作曲家と言った感じでかなり長いことアニソンアーティストや声優アーティストに楽曲を提供なさっています。かなり色々な楽曲を書かれる方ですが、この手の疾走感と透明感のある曲は僕的にかなり打率が高いので歓喜。
歌手のあま津うにさんは2018年から活動を始め、この曲がメジャーデビューシングルとなります。かなり透明感のある歌声で僕の好みにも合致してます。
さて、曲なのですが、疾走感あるど真ん中ピアノロックです。僕はこの曲のサビを「Stella-rium/鹿乃」と「ENERGY/earthmind」を足して1.8で割った感じ、と表現しているのですが、わかる人はわかってくれると思います。曲の進行的にもどこか聴いたことあるような耳馴染みの良い感じがします。
カップリングの「春とウソツキ。」もめちゃくちゃ良い曲なので聴くべし!

 

 

7.サウダージブルー/田中あいみ/seraforest

 

 

2019年春にソロデビューした声優の田中あいみさん。声優としてはうまるちゃんのイメージが強いかもしれませんね。当時から楽曲を歌いこなすテクニックは相当だったですし、色々な二次元アイドルコンテンツで場数を踏んで、満を持してのソロデビューという感じで今がちょうどジャストタイミングな気がします。天晴れ!
作曲のsoraforestさんは最近活躍なさっているトラックメイカーさんで、Neko Hackerと聴けばそっち方面にアンテナを張ってる方ならピンと来ると思います。Neko Hackerさんの曲ではDaydreamが大好きです。溜め方と音作りが天才!
さて、そんな本曲ですが夏を感じさせる爽やかで突き抜けるギターのバンドサウンドと、少し幼さの残る、でも伸びのあるボーカルにのせた歌詞の相性がズバ抜けてます。やっぱり爽快感があって透明度の高い曲が最強なんですよね。
田中あいみさんのデビューミニアルバム「コバルト」はめちゃくちゃ質の良い音楽が4曲も聴けるので買ったほうがいいです。TSUTAYAには並ばないタイプの音源なので注意。

 

 

8.Life is tasty!/燦鳥ノム/じん

 

 

こちらはVtuber燦鳥ノムさんの初オリジナル曲。燦鳥ノムさんがサントリーの広報Vtuberという事で、この曲はクラフトボスのイメージソングともなっているようです。もう何度透明感ってワードを使ったか覚えてませんが、燦鳥ノムさんも透明感ののある歌声が持ち味で、歌ってみたを何作か投稿なさっています。
作曲は「星をつなげて」で前述したじんさん。メインはバンドサウンドですが、この曲では珍しくストリングスが強調されており、曲をのびやかに彩っていて僕的にはめちゃくちゃ好みです。しっかりピアノも主張していて、そこも僕のツボ。たぶんここまで来ればみなさん僕が好きそうな曲を理解していただけていると思うので、多くを語る必要はないんじゃないかなって思います。
繰り返し歌われるパート部分にフィルターをかける演出も聴く側を飽きさせないでかつ世界観に引き込んでいくようなテクニック(?)ですごいなぁと思わされます。じんさんらしくシンコペーションを多用しているのもノリの良さをマシマシにしていると思います。

 

 

9.ソーダフロート(静凛イメージソング)/Atelier LadyBird

 

 

こちらもVtuber(正確には分類が違うが割愛)のオリジナルソングですね。にじさんじ所属の静凛さんですがこちらの方も透(ry。
作編曲のAtelier LadyBirdさんは僕の推し音楽制作ユニットで、この曲を作るバックグラウンド等もTwitterで公開なさっているのですが、とてもよく研究なさっているんだなってめちゃくちゃ感心しました。

ブログ

僕がなんか適当に言ったとしても薄っぺらくなっちゃうと思うので具体的に興味がある方は読んでみてください。歌詞とかの凝り具合もすごいです。
曲の構成はリズミカルなギターと色々な音を多用したドラム、特に軽いハットが特徴的です。全体的にめちゃくちゃ好きなんですが、個人的には特にCメロがめっっっっっっっっっっちゃ好きです。音が神!!!とても涼やかでノスタルジックな気分にさせてくれる曲です。

 

 

10.群青インフィニティ/東山奈央/東山奈央 WEST GROUND

 

 

10曲目、色々な面でかなり悩みました。悩んだ結果群青インフィニティをチョイス。ヤバいです。疾走感がヤバい。落ちサビがヤバい。本当に聴いてると突き抜けてどこまでも澄み渡った雲ひとつない快晴が脳裏に浮かびます。落ちサビが神!!!!。いや、本当に落ちサビでしっかり落ちる曲がめちゃくちゃ好きなんですよね。歌詞は挫けても立ち上がって前を向け!!みたいなめちゃくちゃエモいやつです。聴いた事なかったら本当に聴いたほうがいい。

 

 

 

というわけで長々と失礼しました。以上が宮川の選ぶ「2019年上半期オタク楽曲10選」です。どうだったでしょうか?僕的に選曲自体はすんなり決まっていたので特に悩んだりはなかったですね。好みが似通っていて理解を示してくださる方がいたらうれしいです。
ここまで読んでくださった方はそうそういないと思いますがお疲れ様です。付き合ってくださってありがとうございました。

 

次の更新ですが、年度もまたいで新入生も加入した事ですし次の世代にバトンを投げたいと思います

Sweet Smile Merry go round!!!

つい最近入学した思っていたら、いつの間にか11期を迎え、いつの間にか上級生となっていました。時の流れとは恐ろしいですね…。

というわけで、中間テストやらレポートやらで更新が遅れてしまいました。申し訳ございません。最近バトルガールハイスクールのサービス終了で病み気味の10期大島です。今回は5/5(日)に行われた日向美ビタースイーツ(以下ひなビタ)×ここなつ~Sweet Smile Merry go round~(以下SSM)について書いていこうと思います。

そもそもひなビタとはなんだという方のために簡単な説明から入りたいと思います。ひなビタとは音ゲー曲のコンポーザーであるTOMOSUKEさんが監修するメディアミックス企画、およびそのストーリー中に登場するバンドのことを指します。ストーリーは基本的には公式HPとFacebookにて更新されており、今回のライブで楽曲はほとんどがストーリーに関連するものとなっておりますので、気になる方はご確認ください。

それでは、さっそく今回のライブについてですが、ひとことで簡単にまとめると
“ひたすらこちらの期待するものを超えてくる”
”昼夜あったら全通しろ”
そんなライブでした。(いや、ふたことだけど)もうほんとこれに尽きる…。

とりあえず詳しいことの前にセトリを上げておきます。

1.ミライプリズム

2.凛として咲く花の如く

3.キミヱゴサーチ (かめりあ)

4.温故知新でいこっ

5.Finally Dive (kors k

6.乙女繚乱 舞い咲き誇れ

7.コンフェイト*コンチェルト (U-ske)

8.革命パッショネイト

9.ロンロンへ ライライライ!

10.都会征服Girls(まり花、一舞、咲子)

でぃぞビタ♪

11.メンバー紹介

12.モラトリアムノオト

13.キズナ

14.双星ルミネセンス

15.くらげファンタジーソーダ(まり花、咲子、心菜)

16.走れメロンパン(全員)

17.チョコレートスマイル(全員)

encore

1.ツーマンライブ(全員)

2.ナナイロライト(全員)

(らしいね。行ってないから知らんけど。)

 

1.ミライプリズム

2.凛として咲く花の如く

3.ポメグラネイト (Ryu☆

4.スイーツは止まらない

5.ムラサキグルマ (はるなば)

6.熱情サパデアード

7.ロンロンへライライライ!

8.革命パッショネイト

9.ベビーステップ (U-ske)

10.滅びに至るエランプシス(咲子、まり花、心菜)

でぃぞビタ♪

11.メンバー紹介っ!

12.カタルシスの月(一舞、夏陽)

13.ホーンテッド★メイドランチ(咲子、まり花、心菜)

14.走れメロンパン(全員)

15.チョコレートスマイル(全員)

encore

16.ツーマンライブ(全員)

17.ナナイロライト(全員)

見ていただくと(わかる方には)わかると思いますが、なんとコンポーザーさん方がDJとして来てくださいました!特にRyu☆さんとか直前まで関西いたんですよね…。弾丸帰京とかいうツイートが見えたときはまさか…とは思ったけどほんとに来てくれるとは…。続いて、はるばなさん。ムラサキグルマは公募曲でありながら、ここなつの公式曲と同じタイトルのつけ方がされているんですよね)。(カタカナ7文字かつ二単語というルール)ここからもここなつリスペクトが分かる…。そしてご自身が作曲したムラサキグルマでお皿を回しに来てるんですよね。バケモン。U-skeさんのベビーステップ、暴れた。
ここで一つ目のプレミ。昼公演かめりあ、kors k来てんじゃん…。(個人的な話になりますが、僕はかめりあ、特にかめりあfeatななひら曲のオタクです。はじめまして。)

DJ陣の方々の話はこの辺にしてセトリに触れていきたいと思います。一曲目ミライプリズム。
え…?凛花(凛として咲く花の如く)じゃないん…?
率直なところ、SSP、SSPPと一曲目凛花で来ていたのでこれには少し困惑しました。(もちろん、ミライプリズムも初めに持ってくるにふさわしい曲なんですが)
これで、あぁ、凛花回収できないんやとなったところで聞こえてくる…
咲子「春深く夢の輪郭を…」
ひっくり返りましたね。ほんとに読めない…。この時点で軽く錯乱状態みたいになっていたと思います。そこにポメグラネイトでRyu☆登場(これについては上で書いたので省略)。とりあえずここでトークが入って、ひと段落。このあとの曲を予想しながらメンバーのトークを楽しみました。

そのあとのスイーツはとまらない。
うーん…。(いや、好きだけども…。好きだけど、それ今流したら昼のセトリ的にこの後絶対革命パッショネイト回収できないやん…。)
というようなちょっと複雑な気持ちになりましたね。ごめんなさい…。
(このあと、ムラサキグルマで発狂したのは言うまでもないので省きます。)
そのあと、まぁ予想通り熱情のサパデアート来るよね。という感じでまぁまぁ斜に構えたオタクになりながら次の曲を待ってました。

ロンロン来たね。これに関してはほんとにライブで回収したほうがいいと思います。単純にめちゃくちゃ楽しいので。
そして、ロンロンでぶち上げてからのまさかの革命パッショネイト。絶対来ないとか言っててすみませんでした…。TOMOSUKEおじさんに一生ついていきます…。
(ベビーステップ略)
そこそこ高まったあとでそろそろでぃぞビタ♪来るかな。となったところで物議をかもす(?)まさかのエランプシス。曲はもちろん好きなのですが、なんかりんりん先生干されてる感じがして正直あんまり…

このあといつも通りでぃぞビタ♪さんのパフォーマンスとメンバー紹介(これは実は聴いた方がいい。jet coaster☆girl、cosmic agenda、空言の海はポップンとたぶんギタドラの曲なんですけどぜひ聴いてください!)をはさんでカタルシスの月。
さすがに倒れましたね…。まぁりんりん先生と一舞の曲なのでりんりん先生また干されてるんですけど、いぶなつ(一舞×夏陽)が良すぎたね…。

このあとはまぁ御覧の通り、エモめの強い曲が並んでて号泣しながら楽しんでまぁまぁよかったなぁという感想でライブが終わろうとした時、急に入ってくるりんりん先生とめうめうの掛け合い…
りんりん先生は干されてなかったんや…。TOMOSUKEUしか信用できねぇ…。
などと思いつつ流れていくスタッフロールを眺めていたら

””ちょっと待つめう!!!!!””

急にめうめうがカットインしてきてまさかの五十嵐さんからのシークレットメッセージが…!!!
というわけで次のライブ&めうめうの参戦が確実なものとなりました!!!

というわけで本当にすべてがいい意味でひっくり返される最高のライブでした…。
次のライブはどんなメンバーになるのかな…。りんりん先生ワンチャン来ないかな…など思いを巡らせつつ、このへんで締めさせてもらいたいと思います。

最後に、大事なことなのでもう一度だけ言わせてください。
昼夜あったら全通しましょう。僕はもう二度と双星ルミネセンスを回収できないかもしれません。かめりあがDJするキミヱゴサーチなんておそらく二度と聴けないでしょう。悪いことは言いません。

全通しましょう。ありがとうございました。

次のブログ更新ですが、10期最強雀士であり、アリゾナへの留学を控えている10期の宮川君にお願いしたいと思います!

 

AJ2019

今年度もいよいよ終わりに近付き、新年度に向けての準備で慌ただしい生活を送っている様々なオタクに、新しい風を呼び込み、活力を与えてくれる、国内最大級と言っても過言ではないイベント、それがAnimeJapan(以下AJと略記)である。

てなわけで、今回のブログを担当する10期の三沢です。3/23(土)、3/24(日)に行われたAnimeJapan2019に参加してきたのでその話なんかを。

「AnimeJapan」という名称に変わってから6回目ということで、月日の経つ早さに驚かされつつ、私もAJに向かったのですが、待機列に並びながらSNSを眺めている際、リプでこんな事を言われたんですね。「よくこんな朝早くから並べるね?開演しても歩きっぱなしだしAJキツくて無理だわ」と。まあ気持ちは分からないでもないんですが、今並んでる奴に対してそういう事言う奴さぁ……

ともかく、実際のところ、AJはスペシャルステージ以外は殆どスタンディングだから、1日しっかり回ると本当に疲れます。では、それをもってしてもここまで人を集める、AJの魅力とは何なのでしょうか。

例えば、距離感。広いスペースを使っているとはいえ、一つ一つのブースは小さいため、必然的に声優との距離は近くなります。とはいえ、お渡し会などに参加するオタクからするとそうでも無いらしいですが。他には、ブースの豊富さ。年々参加団体が増えてきており、一日ではとても回りきれないぐらい本当に数多くのブースが存在してますね。ただ、これについても、正直アニメのオールジャンル全てに興味がある人なんてそうそういませんから、自分に興味のないブースが増えたところで…なんて話もあるでしょうか。そうするとやはり、チケット料金の安価さ。これが1番の魅力になりますかね。初年度に比べればチケットの料金は上がっていますが、1日あたりチケ代が2000円弱というのは、アニメ系のイベントの中では頗る安い方でしょう。

実際に、2日間で私が観覧したステージは以下の通りです。

AJ 1日目

①10:50~11:25 ぼくたちは勉強ができない

②11:35~12:10 超平和バスターズ

③12:50~13:25 荒野のコトブキ飛行隊

④13:30~14:30 八月のシンデレラナイン

⑤14:00~15:00 ラピスリライツ

⑥15:30~16:00 劇場版LAIDBACKERS

⑦16:00~16:40 トリカゴスクラップマーチ

AJ 2日目

⑧10:30~11:05 ぼくたちは勉強ができない

⑨11:20~11:50 RELEASE THE SPYCE

⑩12:40~13:15 通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?

⑪14:00~14:30 世話焼き狐の仙狐さん

⑫14:20~15:00 可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

⑬15:50~16:30 ハイスコアガール

こんな感じで、私の場合は、2日間で計13個のステージを回ることが出来ました。どのステージもそのアニメやゲーム等に沿ったトークコーナーが練られており、中々に面白かったです。特に、①や⑤のステージでは、声優さん達によるミニライブもあり、フェス系のイベントとは思えない程満足感を得られました。残念ながら、次のステージの為に途中で切り上げたものもありましたが、両日合わせて約4000円でこれだけの数のイベントを回り、様々な声優のトークを聞くことが出来たのは、オタク冥利に尽きるという感じですね。

普通にそれぞれのトークイベントに参加しようと思ったら、安く見積もっても1回あたり3000円くらいは覚悟しなくてはならないのが普通ですから、ステージの時間が多少短いことを考慮しても、この程度の金額で済むのは、コスパの観点から言って、本当に、本当に素晴らしい。フェス系のイベントは人が多くて苦手、という人の気持ちは死ぬ程わかります。けれど、事前にある程度回るステージや場所を見繕っておけば、楽しめる部分はかなりあります。特に、今まで食わず嫌いをしてフェス系のイベントを避けてきた人は、是非、予めどんなイベントがあるのか、事前調査をしてから、フェスの会場に向かってみて欲しいと思います。しっかり計画を立てておけば、単一のイベントに匹敵するほどの、充実感のある一日を過ごす事が出来るはずです。

次のブログですが、好きなコンテンツのライブを近くに控えている、10期の大島くんに頼みたいと思います。お楽しみに!

Pripara Friendship Tour 2019 プロミス!リズム!パラダイス!感想

試験がだいぶ前に終わって春休みを謳歌できる期間が大学生は長いですね。その長さにかまけて更新をだいぶ送らせて申し訳ありません…

というわけで留年の危険に毎日怯えている10期の関根です。

 

今回自分が徒然と書かせていただくものは2月の舞浜アンフィシアターであったプリパラのツアーについてです。プリパラは大学に入ってから履修を開始したんですけど、見事にハマってしまいましたね。プリティリズム、プリパラ、プリチャンは一般的には女の子が見るものですけど、大学生オタクが見ても胸にくるものがありますよね。プリティーシリーズで現在放送してるのはプリチャンなんですが、初代のキャラが出てきたり、当時から見てる女の子とかは‘エモい’と感じると思うんですよね。いい曲すごい多いので、機会があればTU◯AYAさんとかで借りてみてください!

 

内容をプリパラのツアーの話に戻します。今回のツアーの開催は去年のウィンターライブで発表されたんですが、最初は「今プリチャンやってるのに一個前のシリーズのライブやんのか…しかもツアーで…(歓喜)」って感じでしたね。一回区切りをつけたコンテンツにこんなにアフターケアしてくれるのってかなり嬉しいですよね。まして自分はプリパラのアニメをリアルタイムで追えていたわけではなかったので、嬉しさが爆発してましたね。

しかも運良いことに自分はアンフィ2日とも昼夜チケット取れていたのでプリパラと自分は結ばれていると思いましたね。ライブの内容に全部書いていると読者の方が読むのに一年かかると思うので、特に印象に受けたところをかいつまんで書かせていただきたいと思います。

 

〜1日目〜

最初にmake it から始まり「make it出すの早いな…」と思っていたら、プリパラを見ている人であれば絶対好きになるlove friend style という本質楽曲が来て、体中から喜びが出てしまいましたね。自分はDressingPaféっていうグループが好きで、特にchange my worldっていう曲が好きなんですよ。それが当日歌われて楽しすぎたんですが、それだけじゃなくキャラを演じてる澁谷梓希さん、若井友希さんや山北早紀さんが客席まで来てお渡し会かという近さで歌われていたので血圧150超える寸前でしたね。Miss.プリオネアではしゅうか演じる朝日奈丸佳さんがやっぱり可愛くてやばい以外の感情がありませんでした。何回聞いてもMiss.プリオネアはいいですね。Cメロがズルいズルい。

1日目で一番熱かったのはトンでもsummer adventureが流れたことですね。この曲はプリパラ2ndシーズンの曲なんですけど、2ndシーズンの曲ってあんまり流れないんですよね。楽しいしか言えないぐらい語彙力皆無になる曲なのでこの曲が流れるのは本当にズルい。こんな感じで1日目は2月の寒い気候とは裏腹に汗をびっしょりかくライブでしたね。

 

〜2日目〜

2日目は何と言っても朗読が良すぎましたね。1日目の朗読も勿論良かったんですけど、2日目はエモさマックスでしたね。朗読はグループごとにやるんですが、マイ☆ドリームの朗読がずば抜けていましたね。マイ☆ドリームのゆい(cv伊達朱里紗さん)が他のメンバーとの会話で毎日らぁらと電話していることを明かした時に、アイドルタイムプリパラ本編ラストでのゆいとらぁらとのお別れの時に放たれた「さよならだけど、さよならじゃない」を実感させてくれましたね。プリパラというアニメが終わっても彼女達の物語は終わらないんだって強く感じさせてくれて、泣いてしまいました。アニメが終わってもそのストーリーの終わりを感じさせてくれないコンテンツ本当に最高ですね。

 

こんな感じでライブについての感想を終わらせていただきます。ライブの感想かなりあっさり書いてしまってすいません。この文章で少しでもプリパラの良さが伝わればいいなと思って書かせていただきました。ここまで読んでいただきありがとうございます。さて、次のブログ担当ですが、10期の三沢くんにお願いしいたいと思います!

エモいと叫べ!

皆様、新年あけましておめでとうございます!慶應義塾大学に入学し早9か月、もう今年度も終わり4月には11期が入ってくると考えると時の流れの早さには驚かされるものです。今年も、こえけん!アニメ声優研究会をよろしくお願いいたします。

 

申し遅れました、私10期の石黒と申します。「素晴らしい司会を~」等と少々重めのバトンを受け取った気がしますが、川村、君の活躍があったからいい三田祭が作れたんだぞ!と同期に恵まれたことを噛み締めるばかりのサークル生活を送っております。そんな感じで大事なブログバトンを受け取ったわけですが、よく考えてみたら書くことがない。そもそも僕は”オタクじゃない”ので、イベレポなんぞ書けないわけです。うーむ、どうしたものか。週末にプリキュアのライブに行くのですが、それはまた別の話。何か書くことはないかな、と考えてみた結果、今回は僕が次年度を通して頑張りたいと思っているこえけん!のとある活動について書かせていただこうと思います。

 

川村が書いてくれた通り、楠木ともりさんをお呼びした三田祭イベントでは司会を務めさせていただいたのですが、実は最近もう1つ、こえけん!の大きな活動に参加させていただいております。それが何かというと、ラジオの収録です。

 

「インカレ・アニメ情報局」という番組をご存知でしょうか?anicos.tokyoさん主催、ラジオNIKKEIさん制作でお送りしているオタク大学生がオタク談義をするだけのラジオです。毎月1回放送のこの番組は、慶應早稲田東京工業大学の3つの大学がローテーションで企画を持ち込んで番組を作っているのですが、こえけん!は、慶應大学の枠で出演させていただいており、3か月に1回、1時間オタクトークを発信する場を設けさせていただいているのです。

 

僕はこのラジオに「しぐ」という名前で出演させていただいているのですが、実を言うと僕は元々このラジオに出る予定はありませんでした。10月分の放送の際、人手が足りないから出てくれ!ということで急遽出させていただいたのですが…、僕はこのラジオ収録で大きな衝撃を受けることになります。自分が今までそれとなく聴いていたラジオの裏側がどうなっているか、収録がどのように進み実際にはどのように電波に乗るのか。一連の流れを通し、最初に感じたことは「ラジオって…面白い!」でした。収録に参加することで今まで見ることのなかった角度からラジオを知ることができ、何をどのように話せば面白くなるのかを真剣に考える機会をいただきました。

 

オタクの性質の一つに”布教”というものがあります。言わずもがな自分の好きなものを広める行為のことです。僕たちが出させていただいているラジオのコンセプトとしては「オタク大学生が普段しているようなゆるいサークル内の会話をそのままラジオにする」とのことらしいのですが、ラジオである以上作品の面白さや自分に与えた影響などを決められたテーマに沿ってリスナーさんに届けるという前提があります。オタクとしても自分の好きなコンテンツを47都道府県で聴くことができる公共の電波に乗せることができる絶好の”布教”チャンスなわけなのですが、ここでオタクのもう1つの性質である、好きなものについて語ると「エモ…」と鳴くことしか出来なくなってしまう、という性質が顔を出し始めます(注釈:エモ…のエモはEmotional のエモですね)。かくいう僕も初めての収録の時は消え入りそうな小さな声で「エモ…エモ…」と鳴くことしか出来なかった…わけではないですが、つまり何が言いたいかというと、自分の知る魅力を人に伝えるということが如何に難しいことかをこのラジオから学んだわけです。

 

人と面と向かって話すこととラジオに声を乗せて他人に発信すること、両者が全く別物であると文字にして記せばそんなのは当たり前だと言われそうですが、自らが中心となってそれに臨むとそこに具体的な乖離性を見出すのが困難になってきます。周りに普段から懇意にしているサークルの面々がいるからまだ良いものの、世の中にはパーソナリティ1人で進行していくラジオも往々にして存在しているわけで、番組丸々一つを一身に背負って作ると思うと正直僕にはその重みが計り知れません。複数人で話していても「エモ…」と鳴くことしか出来ないままラジオの収録に臨んでしまっていることを悔やみ、恥じるばかりです。

 

自分の中で納得できているかはさておき、いざ完成した番組の放送をリアルタイムで聞いてみると収録時に感じていた以上に自分たちの声が”ラジオ”になっており、驚かされました。余談にはなりますが、盛大に噛んだところも綺麗に修正されており、編集してくださる方の技量に感服するばかりです。リスナーとして聞いていても楽しめる内容ではあったと思いましたし上々かとも思いましたが、真剣に聞いているとやはり内容の薄さを感じずにはいられません。

 

オタク大学生が話すだけのラジオ、ということもあり求められている敷居がそこまで高いとは正直思いません。かといって妥協した内容で納得できるかと言われるとそんなことは全くなく、むしろ普段の生活ではありえないラジオにレギュラーで出させていただくという機会をもっと大事にしなければならないなと収録の度に思っています。日本全国へ「エモ…」と消え入りそうに鳴くのではなく、「俺の好きなコンテンツはこんなにもエモいんだッ!」と叫びオタクとしての布教活動を遂行しながらも、「オタク大学生が普段しているようなゆるいサークル内の会話をそのままラジオにする」というコンセプトを守る。まるで相反しているようで両立するのは難しいのは確かですが、両方を兼ね備えたラジオを作ることが出来れば聞いているリスナーさんにもっと楽しんでもらえるのではないかと思っています。内容もさながら、ラジオ自体の面白さを皆様に伝えていけるよう今後の収録に臨んでいきます、という宣誓を以て一連の締めとさせていただきます。

 

徒然なるままに書き連ねていたらあっという間に終盤まできてしまいました。ブログバトン、こんな感じで繋がったでしょうか?次はこのバトンを、10期を取りまとめているといっても過言ではない10期の”どん”である関根(誰だお前)に渡したいと思います。

 

また、次のラジオの収録と放送は2月に予定しています。今年度最後の収録で僕が参加するのは3回目です。次年度以降も放送は続きますが、今年度最後の放送で自分の声と「エモ」を日本全国へ自信をもって発信できるよう、まずは自分自身がオタクコンテンツを楽しみ、より深く魅力を知らなければなりません。オタク活動に際限はないのです。というわけでまずは…週末のプリキュアライブでブチ上がるぞ!!

2018年度三田祭振り返り

手がかじかむ季節となり、2018年も残りわずかとなりました。この時期になりますと、街もようやくクリスマスの陽気が抜け、話題はたちまち年末年始に移る頃合いですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。コミケに行くもよし、こたつにみかんとほっと一息つくもよし、それぞれの過ごし方があると思います。僕はといいますと、街角のカフェでゆっくりとコロンビア産コーヒーを飲みながら、一年を振り返りつつ、こえけん!のブログを書いているところです。

 

さて、申し遅れましたが、今回ブログを担当いたします10期の川村です。このブログを書くにあたって、軽く過去のブログを拝見させていただきましたが、みなさまユーモアに溢れて面白いですね。プレミアリーグのせいで寝不足気味の鉄オタ伊藤や、気づいたら推し変していた永井、スタァライトされてる永山など、個性豊かな10期のメンバーに続いて4人目の当番です。

 

そんな10期が中心となって、11/24に主催いたしましたイベント、「楠木ともりのキャンパスライフはじめてみた!〜三田にともりる舞い降りる〜」について、振り返っていきたいと思います。

 

こえけん!のイベントですっかり恒例となった、「塾生注目!」「なんだー!」の掛け声で始まったイベント。赤のトップスにベージュのスカートを身にまとった楠木さんの可憐な姿に観客が頬を緩ませ、あたたかな雰囲気の中オープニングが進んでいきました。プロフィール紹介や出演作のお話で楠木さんを再確認しつつ、最初のコーナーへと参ります。

 

最初のコーナーは「教えて!ともリプ」。こちらのコーナーでは事前に皆様からいただきました質問に答えていくというコーナーです。「慶應とコラボグッズを作るとしたらどんなグッズ?」「THE女子大生って感じだなと思うこと。」「自他ともに認めるゲラですが、ここ最近で一番笑ったことは?」「キャンパスライフのイメージを五七五で。」などの質問によって様々な角度から楠木さんに迫ることができました。中でも自分が最も印象に残っている質問は「まだTwitterに投稿されていない#姉の奇行を教えてください。」である。ファンの間で、人気を博している『あねりる』さんの日常を面白おかしく描いた、楠木さんのツイートからの引用であり、質問内容がスライドに現れた瞬間、会場が笑いに包まれました。自身がパーソナリティーを務めるラジオに姉が出演したいという回答の意外性と楠木さんの姉の人間性が垣間見れたという点においても、この質問はコーナーを通して一番の盛り上がりとなりました。

 

続いてのコーナーは「テーマを撃ち抜け!弾丸トークスペシャル!」。こちらのコーナーではいくつかのテーマの中からランダムに選んでいただき、テーマトークをしてもらおうというコーナーです。テーマを選んでいく際に会場に設けられたパネルを撃ち抜いて、弾丸の軌道上の観客には銃で撃たれたようなリアクションをとってもらうというギミック付きである。ガンゲイル・オンラインで主役のレンを務めている楠木さんに銃で撃たれた皆様には、いい思い出となったのではないでしょうか。観客の皆様のナイスリアクションにも支えられ、大いに盛り上がりました。トークテーマは、「自分の癖」「今挑戦したいこと」「世界がリセットされたら」「得意なこと、不得意なこと」「無人島に何かひとつ持ってくるなら」の5つであった。楠木さん曰く、得意なことや不得意なことなど今までのインタビューでも答えてきたが、今まで話してことのない内容を提供してくれたという。楠木さんの新たな一面を発見できたところで、次のコーナーに移ります。

 

3つ目のコーナーは、「キラッと☆解決!見習い探偵やってみた!」。こちらのコーナーはトークに重きを置いた前の2つのコーナーとは一変し、楠木さんと観客とが協力をし、お題の答えを当てていくというチャレンジコーナーである。お題のテーマがスライドに表示され、そのテーマにちなんだ答えを楠木さんに推理してもらいます。その過程で楠木さんの質問を観客の皆様には「はい」「いいえ」「わからない」の3つの選択肢で身振りを使いながら答えていき、楠木さんを答えに導きます。簡単に言えば、スマホアプリのアキネーターと仕組みが同じだ。こちらのコーナーも前のコーナー同様、観客の皆様には参加していただいたこともあり、会場は終始笑いに包まれました。出題されたテーマとお題は以下の通り。(「動物―キリン」「食べ物―カニカマ」「童話―シンデレラ」「偉人―聖徳太子」)問題の答えは楠木さんを意識して作成いたしましたため、当日カニカマやシンデレラの回答がスライドに表示された時の観客の反応が素直に嬉しかったです。観客の皆様の素晴らしいアシストもあり、4問の中でも最も難しいと思われる聖徳太子の問題も無事に正解することができました!

 

イベントも中盤に差し掛かり、会場が程よい熱気に包まれた頃合い、続いてのコーナーへと参ります。今回のイベントタイトルにもなっている、メインコーナーです!「ともりるのキャンパスライフはじめてみた!」こちらのコーナーは、RPG仕立てのシナリオゲーム形式でセリフの朗読を交えながら、途中に設けられたチャレンジをクリアして、ストーリーを進めていただくというコーナーです。胸はずむキャンパスライフをスタートさせたともりる、最後に待っているのは「進級」か「留年」か、甘美に思える大学生活も案外シビアな一面も?そんなプロローグに始まりいざコーナーが始まります。

 

ここのコーナーは長いので、セリフ部分を程よく要約をしながら、追っていきます。

 

(ストーリー1)

慶應義塾大学に入学したともりる。キャンパスライフに胸を踊らせ、サークル選びを始める。こえけん!アニメ声優研究会の勧誘も受けながら、紆余曲折し応援団のチア部門に入ります。チア部門に入ったともりるは、夏休みに開催されn大学野球の応援を任されます。

(チャレンジ1)

ここで最初のチャレンジ、即興替え歌コーナーに参ります。テーマ曲「アイアイ」をボックスから引いたフレーズとシチュエーションで替え歌をしてもらいました!ともりるが引いたのは、ぶりっ子で「月がきれいですね」ということもあり、若干難しい設定に戸惑いつつも、見事に即興替え歌を完成させました。少し照れながらも歌ってくれたともりるに会場が暖かな拍手を送り、チャレンジ成功です。

 

(ストーリー2)

チアの応援を成功させたともりる。夏休みを楽しみ、あっという間に秋学期を迎えた。秋には学園祭を控え、絵を描くのが好きなともりるはサークルの宣伝用ポスターを任された。

(チャレンジ2)

続いてのチャレンジへ参ります。ここでは、司会に出されたお題を30秒でともりるに書いてもらい、観客の皆様に当ててもらうというチャレンジです。絵には自信があるという、ともりるの腕の見せ所でもあります!出題されたお題はこの通り(テニス、とら、かぼちゃ、楠木ともり)テニス、とら、かぼちゃは持ち前の腕前を駆使し難なくクリア。しかし、「楠木ともり」というお題は意外性もあり、少し苦戦をした。自画像の隣に自身の好物であるラーメンを描きその上にハートを添えて、自分であるというアピールをしたが、観客の皆さんの回答はまさかのラーメン(笑)。改めて、自画像に矢印を描き、ラーメンにバッテンをつけて、ようやく観客が「ともりる!」と正解。この一波乱もあって、会場が大いに盛り上がり、チャレンジ成功です。

 

(ストーリー3)

学園祭のポスターを難なく描き終えたともりる。次に彼女を待っていたのは、学年末試験であった。進級がかかる重要なものではあるが、サークルの先輩から悪魔の囁きが…

(分岐)

「他大交流会が期末試験の前日に入ってしまった。参加するか、参加しないか。」

ここで、突然スライドにRPGでありがちなストーリーの分岐が現れ、会場が笑いに包まれた。そして、試験勉強を優先するか否かの選択は、観客の皆さんに決めていただくということになり、苦しむともりるを見たさに多くの観客は他大交流会に参加をする方へ票を投じた。

(チャレンジ3)

観客の皆様の選択により、期末試験前日に他大交流会へ参加したともりる。最後のチャレンジであるクイズを全問正解しなければ、進級条件を満たさないという苦境に陥った。まず、最初のクイズはこちら「慶應義塾大学の創設者、フクザワユキチを漢字で書きなさい。」この問題は多少心配になりながらも、難なく正解したともりる。個人的には、「福沢諭吉」と書き記したともりるの字の綺麗さに脱帽しました。続いては、「ラーメン二郎の二の部分がくり抜いてあってそれに答える問題」これは、観客の皆様の中にもラーメン二郎のファンが多かった模様でクイズコーナーの中で一番の盛り上がりになりました。ともりる自身もラーメンが好きということもあり、自信ありげに指で2を示し、この問題は難なくクリア!さりげなく、ピースサインを見れたのも、嬉しかったという個人的な感想も残しておきます。3つ目のクイズはこちら「key village ?? moonではてなに当てはまるものを答えよ」最初の2問とアプローチが変わり、少し頭を柔らかくしてなぞなぞ気分で解く問題です。ともりるも最初は戸惑いましたが、すぐに気づき正解することができました!これは自身の出演役でもある「鍵村葉月」にちなんだ問題です。観客の中では、まだ理解しきれてない方もいらっしゃり、ともりる自身が少し解説も入れてくださいました!leafの綴りに少し不安になっていましたが、3問目も正解し、ついに進級まであと1問にまで迫ったともりる。しかし、最後の問題は難問が待ち構えています。最後のクイズはこちら「次の4つの駅を乗降者数の多い順に並べよ。パリ北、北千住、高田馬場、田町・三田」である。並べ替え問題ということもあり、難易度が一気にアップ!ともりるは会場内の観客の中でそれぞれの駅の利用者に手を挙げてもらい、実際に数えていくことをし、真剣に正解を模索していました。手を挙げていた観客もともりるからのレスをいただけて満足していただけましたでしょうか。しかし、懸命の推理も及ばず、この問題に不正解してしまったともりる。待ち構えているのは、留年か…

 

(追加ストーリー)

4問中3問も正解できたが、全問正解に及ばなかったともりる。進級をかけて泣きの一回に挑むことになり、最終問題に挑むことになりました。最終問題はこちら「ともりるの正しいイントネーションはどちらか、と↓もりるorとも↓りる会場の皆さんで答えよ」ともりる曰く、一般正解率はかなり低めとのこと、しかし会場に足を運んでくださっている方なら、正解してくれると!そして、この問題を難なくクリア!無事進級できることになりました。

 

 

メインコーナーが終わり、イベントも終わりが近づいて参りました。プレゼントコーナーで色紙を3名にプレゼントし、エンディングで軽く今後の活動に関してお話をし、これにてイベントが終了しました。退場の際まで元気で活発な姿を絶えず見せてくれた楠木さんに多くの観客も魅了されとても満足度の高いイベントになったと思います。来場してくださった皆様はいかがでしたか?

 

 

最後に、今回の三田祭は自分にとって初めて担当するイベントだったこともあり、たくさんの期待や不安の中、進めてきました。ここ数年で最も来場者を動員し会場を満席にするができたり、大きなミスも起こらず、満足度の高いイベントにできたことは、この上なく幸せなことだなと痛感しております。また、台本を作成する過程で観客の皆さんと演者さんが一体となって、観客参加型にすることを意識し、それが実行できたという面においても、良いイベントになったのではないかと信じております。良かった面も悪かった面も生かして、次のイベントをさらに良いものにすべく今後とも頑張りたいと思います。

 

さて、次のブログ担当ですが、三田祭で素晴らしい司会をしてくださった10期の石黒にお願いしたいと思います!

「わかります。」

星屑溢れるステージに、可憐に咲かせる愛の花!生まれ変わった私を纏い、煌めく舞台に飛び込み参上!99期生、愛城華恋!みんなをスタァライト、しちゃいます!

ということで、今回は10期の永山が担当します。冒頭の台詞から分かるかもしれませんが、僕からは10月13日~21日に天王洲銀河劇場にて行われた「少女歌劇レヴュースタァライト #2 Transition」について書きたいと思います。
僕がスタァライトに出会ったのは去年の4月30日。ブシロード10周年ライブにて「舞台×アニメーション」という新しいスタイルの作品として発表されました。去年の9月には初演。今年の1月には初演の再演。6月には1stライブ。7月からはアニメ。8月にはアニサマ出演。10月には新作舞台。先日ゲームアプリが配信開始。そして12月には2ndライブか行われる激アツコンテンツです。
さて内容に入っていきたいと思います。開幕直後、初演でも歌われた曲が歌われ懐かしさのあまり早速ぶち上がってしまいました。今回は前回以上にステージだけではなく客席も利用した舞台となっており、B組の皆さんが客席付近で歌っていたのも非常に感激でした。
あまり長くなるのも嫌なので途中は割愛しますが、最後のレヴューでは、華恋ちゃんがなんと「アタシ再生産」の言葉を口にしました。するとアニメの演出が流れ、その後小山百代さんがレビュー服に着替えて登場。スタァライトの舞台での醍醐味である殺陣も大詰めとなり、そこから今回のテーマソングである「99 ILLUSION」。もう涙が止まりませんでした。
舞台パートが終わり大満足だったにも関わらず、その後はライブパート。セトリは大体察していましたが、裏切られました。1曲目の「星のダイアローグ」はさすがに当然として、2曲目かなんと「ディスカバリー」。スタァライトの中でもトップレベルで好きな曲で、今回は聴けると思っていなかったので嬉しすぎました。その後の「star divine」と「舞台少女心得」もやるとは思っていましたが、なんと「star divine フィナーレ」と「舞台少女心得 幕間」。もう最高すぎて昇天してしまいました。そして、今回のテーマソングとなる「Green Dazzling Light」、「99 ILLUSION」で締めくくりました。
ちなみに、「99 ILLUSION」は2サビジャンプはありますが、ラスサビジャンプはありそうでないというラスサビジャンプ好きにとってはウズウズしてしまう曲です笑
とにかくもう最高すぎの舞台でした。スタァライトに出会うまでは、舞台なんてやミュージカルなんてと思っていたのですが、面白いです。
少しでもスタァライトに興味がある人はぜひアニメでも舞台でもライブでもゲームでも見てみて下さい。
以上で終わりますが、ここまで読んでくださった方、長い間お付き合いありがとうございました。次回の担当は川村君です。よろしくお願いします。