あいぽんの久しぶりのライブ!!あいぽんファンの自分としては,「またあの下手くそな歌声が聴けると思うとゾクゾクするぜ!」と心待ちにしておりました。
あいぽんというと,音痴はもちろんのこと,ア○ルの問題とかで物議を醸している声優として有名だが,彼女がアイドル声優として売り出していることと,彼女の演技力は無関係のなのであり,もちろんそういうスキャンダルは無関係なのであります。そのうえで,アイドルとしての彼女に興味があるなら彼女のラジオを聞いて,声グラを観て,CDを聴けばいいと思うのです。だから,彼女をア○ル声優として一蹴するのは極めてナンセンスであり,彼女の演技を「カフカww」と切り捨てる前に「まなび」を観るべきなのである。
さて,肝心のライブの話ですね。横浜はツアーファイナルということで入りは意外と少なかったかなー。会場が埋まっていなかった,特に1Fは3分の2くらいしか埋まっていなくて至極残念な感じだった。
後日判明したが,この日はN’sのライブと被っていたということでその影響ですね。
セトリはスルー,というかもう覚えていない。
今回のライブの一番の特色は「ガールズバンド」だったということに尽きる。今まであいぽんのライブというと,ダンスと衣装と小芝居がメインだったんだけど,今回のツアーで「歌」をメインに押し出してきたかな,という印象。それは「歌魂」というツアタイにも表れている。
選曲にもそれは表れていて,バンドで映えるようなロッキッシュな選曲が多かったかな。
彼女の趣味である宝塚を意識したミュージカル形式の小ネタは今回も健在。歌には磨きがかからない彼女だが,ライブでの演技・パフォーマンスには益々磨きがかかっている。
特にパフォーマンスでは,観客を楽しませようとする彼女の心意気が十分に感じられ,ライブにおいても大分余裕を持って臨めている印象を受けた。
「今回は対決を意識した」と彼女が語っているように構成という点では,「歌バトル」を中心にステージが進行していくというプロレスを模したもの。これも完全に彼女の趣味であったが,テンポよく見ていて飽きさせなかった。
衣装は,ライブを重ねるごとによくなっている。特に激しい曲のときのピッチリとした衣装は太ももが映え美しかった,もといエロかった。
ライブに向けて大分体を絞ったみたいで,前回のCDのPVと比べて大分やせて見えたかな。
総合的な評価としては,今までで一番完成度の高いライブだったことは間違いない。今回区切りとしてベストアルバムも出したから,これからどう活動するかってことかなー。
多分このツアーとベストの売れ行きで,ある程度彼女の商品価値が知れたはずだから,これからはその需要に合った活動をしていくんではないかと思います。個人的にはそろそろアニメタイアップで一曲欲しいところですね。
ラジオもアーティスト(笑)活動もいいんだけど演技的な面をもうちょっとどうにかしてほしい,アスラのヒロイン役は明らかにダメだっただろ・・・
著者:かけそば