「三田納”涼”祭 ~広橋涼 トークイベント~」のレポートだよ!

すいません!またもや遅くなりました!

11月20日に行われた、「三田納”涼”祭~広橋涼トークイベント~」のレポートです。

昨年は広橋涼さんをゲストにお招きしたわがこえけん!ですが、今年はなんと!広橋涼さんをお招きしました!もちろん同姓同名の方ではなく、広橋涼さんご本人です!

…わけのわからないことを言ってないで本題に入りましょう!

今回も1時間30分、広橋さんには存分に暴れまわっていただいたので、とてもすべては書きつくせません。要点だけ紹介していきます!

1、「声優 広橋涼」の魅力!

せっかくの学園祭声優イベント、トークだけじゃもったいない!ということで、今回は広橋さんに演技もたくさん披露していただきました!

まずは、短編小説の朗読。広橋さんが大ファンだという、夢野久作の「懐中時計」という掌編を読んでいただきました。それまで面白おかしいトークを繰り広げていたはずが、朗読に入った瞬間に会場の空気が一変、一気に物語の世界に引き込んでしまうのは、さすが声優さんの面目躍如といったところでした。

(なお、広橋さん推薦の夢野久作の作品は、青空文庫ですべて無料で読むことができます。ゆくゆくは「瓶詰地獄」をお客さんの前で朗読することが夢だそうです。ぜひ読んでみてください)

また、今年は「美声時計」に出演されたということで、その中で使われているセリフを読んでいただいたり、会場に来ていただいたマネージャーの方に向かって「愛してるよーっ!」と叫んでいただいたりと、声優としての芸の幅広さ、そして奥の深さを見せ付けられる思いでした!こういった声優さんの演技を目の前で見ることができるのも、学園祭イベントならではですね。

2、「芸人 広橋涼」の魅力!

広橋さんの魅力といえば、もちろん芸人顔負けのアドリブ力ですよね!今回はそのあたりも存分に発揮していただこうと、数々の無茶振りを試みました!

圧巻だったのは、くじ引きでキャラクターとシチュエーションを決め、その場で即興劇をしてもらうコーナー。打ち合わせの段階では、完全にランダムでやるのはいくら広橋さんといえどもキツいのではないかと心配する声が上がっていたのですが、まったくの杞憂でした。シンキングタイムもほとんどなしで始めたにもかかわらず、次から次へとセリフが出る出る。「青二プロダクション初のアイドル、『広橋涼子』」が「片思いの相手に放課後の教室で告白」、「金髪ツインテールのメイド」が「幼馴染に自分の誕生日をすっぽかされ、ふてくされる」等々、無茶なお題も難なくこなし、1つのお題で5分近くも膨らませるのでした。

また、質問コーナーのしょっぱなからモノマネを無茶振りしたときも、釘宮理恵さんや夢の国のネズミのモノマネをあまり似ていないにもかかわらず堂々と披露するなど、広橋さんの芸人魂がいかんなく発揮されていたと思います!

3、「トラブルメーカー 広橋涼」の魅力!

「青二の不思議ちゃん」「青二の最終兵器」と呼ばれるほど、行く先々でハプニングを巻き起こすことには定評のある広橋さん!案の定、今回もさまざまなトラブルをメイクしてくださいました。

もっとも驚きだったのは、終演時間が近づいてきたため、即興劇コーナーを終えてプレゼントコーナーに移行しようとしたその直後、広橋さんがもう1問やりたいとリクエストして、会場の方を1人壇上に上げて二人芝居を行ったことでしょう。まったく打ち合わせになかった事態にスタッフも大慌てで駆け回りましたが、そして壇に上がったお客さんも素人とは思えない迫真の演技を披露、会場は爆笑の渦に包まれました。

また、プレゼントコーナーでは、当選した方に広橋さんは直接手渡しでプレゼントを渡そうと広い会場を駆け回っていただきました。プレゼントの受け渡しはスタッフがする予定だったので、これもまた想定外。なかなかここまでしてくれる声優さんはいないですよ!

そして極めつけは、広橋さんが退場するまさに直前。「今日は本当にありがとうございました…」とおじぎをすると、スタンドマイクにゴンッ!と頭部を痛打。最後の最後に会場の爆笑をさらっていきました。あのときは背後に笑いの神が見えましたね。

他にも今回は、ツイッターのハッシュタグを使ってリアルタイムで広橋さんと双方向のやりとりをするという試みも行いました。「広橋さんかわいいよ!」「広橋、俺だー!こっち見てくれー!」といった会場からのツイートを、てきぱきとさばいていくのはさすが超ラジで鍛えただけのことはありましたね。

…というような、あっという間の1時間30分でした!

2年連続で広橋さんがゲストということで、もうやれることが尽きてるんじゃないか、去年とほとんど同じようなものになってしまうんじゃないかという危惧もありましたが、そんな心配は何のその。昨年とはまたまったく違った形で、広橋さんの内に秘めたポテンシャルを思い知らされることとなりました。僕自身、途中からスタッフであることを忘れ、完全にお客さんと同じ目線で楽しんでいたと思います。それくらいの安定感がありましたね。

というわけで、会場に来ていただいたみなさん、そして広橋さん、お疲れさまでした!また来年もよろしくお願いします(!?)

文責:ぶれーん