AJ2019

今年度もいよいよ終わりに近付き、新年度に向けての準備で慌ただしい生活を送っている様々なオタクに、新しい風を呼び込み、活力を与えてくれる、国内最大級と言っても過言ではないイベント、それがAnimeJapan(以下AJと略記)である。

てなわけで、今回のブログを担当する10期の三沢です。3/23(土)、3/24(日)に行われたAnimeJapan2019に参加してきたのでその話なんかを。

「AnimeJapan」という名称に変わってから6回目ということで、月日の経つ早さに驚かされつつ、私もAJに向かったのですが、待機列に並びながらSNSを眺めている際、リプでこんな事を言われたんですね。「よくこんな朝早くから並べるね?開演しても歩きっぱなしだしAJキツくて無理だわ」と。まあ気持ちは分からないでもないんですが、今並んでる奴に対してそういう事言う奴さぁ……

ともかく、実際のところ、AJはスペシャルステージ以外は殆どスタンディングだから、1日しっかり回ると本当に疲れます。では、それをもってしてもここまで人を集める、AJの魅力とは何なのでしょうか。

例えば、距離感。広いスペースを使っているとはいえ、一つ一つのブースは小さいため、必然的に声優との距離は近くなります。とはいえ、お渡し会などに参加するオタクからするとそうでも無いらしいですが。他には、ブースの豊富さ。年々参加団体が増えてきており、一日ではとても回りきれないぐらい本当に数多くのブースが存在してますね。ただ、これについても、正直アニメのオールジャンル全てに興味がある人なんてそうそういませんから、自分に興味のないブースが増えたところで…なんて話もあるでしょうか。そうするとやはり、チケット料金の安価さ。これが1番の魅力になりますかね。初年度に比べればチケットの料金は上がっていますが、1日あたりチケ代が2000円弱というのは、アニメ系のイベントの中では頗る安い方でしょう。

実際に、2日間で私が観覧したステージは以下の通りです。

AJ 1日目

①10:50~11:25 ぼくたちは勉強ができない

②11:35~12:10 超平和バスターズ

③12:50~13:25 荒野のコトブキ飛行隊

④13:30~14:30 八月のシンデレラナイン

⑤14:00~15:00 ラピスリライツ

⑥15:30~16:00 劇場版LAIDBACKERS

⑦16:00~16:40 トリカゴスクラップマーチ

AJ 2日目

⑧10:30~11:05 ぼくたちは勉強ができない

⑨11:20~11:50 RELEASE THE SPYCE

⑩12:40~13:15 通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?

⑪14:00~14:30 世話焼き狐の仙狐さん

⑫14:20~15:00 可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

⑬15:50~16:30 ハイスコアガール

こんな感じで、私の場合は、2日間で計13個のステージを回ることが出来ました。どのステージもそのアニメやゲーム等に沿ったトークコーナーが練られており、中々に面白かったです。特に、①や⑤のステージでは、声優さん達によるミニライブもあり、フェス系のイベントとは思えない程満足感を得られました。残念ながら、次のステージの為に途中で切り上げたものもありましたが、両日合わせて約4000円でこれだけの数のイベントを回り、様々な声優のトークを聞くことが出来たのは、オタク冥利に尽きるという感じですね。

普通にそれぞれのトークイベントに参加しようと思ったら、安く見積もっても1回あたり3000円くらいは覚悟しなくてはならないのが普通ですから、ステージの時間が多少短いことを考慮しても、この程度の金額で済むのは、コスパの観点から言って、本当に、本当に素晴らしい。フェス系のイベントは人が多くて苦手、という人の気持ちは死ぬ程わかります。けれど、事前にある程度回るステージや場所を見繕っておけば、楽しめる部分はかなりあります。特に、今まで食わず嫌いをしてフェス系のイベントを避けてきた人は、是非、予めどんなイベントがあるのか、事前調査をしてから、フェスの会場に向かってみて欲しいと思います。しっかり計画を立てておけば、単一のイベントに匹敵するほどの、充実感のある一日を過ごす事が出来るはずです。

次のブログですが、好きなコンテンツのライブを近くに控えている、10期の大島くんに頼みたいと思います。お楽しみに!